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角川文庫キャラクター小説大賞

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第2回 角川文庫キャラクター小説大賞

第2回 角川文庫キャラクター小説大賞 受賞作発売

受賞作発表

2016年9月7日(水)に第2回角川文庫キャラクター小説大賞(主催=株式会社KADOKAWA)の選考会が行われ、選考委員の審査により、下記のように決定いたしました。

受賞作品

大賞(賞金150万円)

『吸血鬼と映画を―憧れの作家は人間じゃありませんでした―』 澤村御影(さわむら・みかげ)

奨励賞(賞金20万円)※50音順

『窓がない部屋のミス・マーシュ』 斎藤千輪(さいとう・ちわ)

選考委員:石井千湖(書評家)、タニグチリウイチ(書評家)、高橋美里(書店員 オリオン書房勤務)、
角川文庫キャラクター文芸編集部(敬称略、順不同)

第2回角川文庫キャラクター小説大賞は、206作品の応募があり、第1次選考(24作品通過)、第2次選考(4作品通過)を経た最終候補の中から、受賞作が決定いたしました。受賞作品は角川文庫より2017年春ごろに刊行予定です。

2次選考通過作品 全作品

第2回角川文庫キャラクター小説大賞は、総数206作のご応募をいただきました。
1次選考通過作品24作より、厳正な審査の結果、下記の4作品を最終候補作として決定いたしました。

最終選考会は、2016年9月に行われる予定です。
選考結果は、弊社配信「小説屋sari-sari」(毎月7日配信)誌上で発表されます。
また、角川文庫キャラクター小説大賞サイトでは、選考結果を選考日当日に速報でお届けします。

2次選考通過作品 全作品

inaho「シンデレラは付喪神の夢を見る」

《あらすじ》
結婚詐欺にあい500万円をだまし取られた晴子。友人である里美に相談すれば、次の日には会社でその話を言いふらされてしまう。それでも晴子は、その友人を頼るしかなかった。ただ強い者の側で息をひそめて寄り添っていれば幸せになれる。そう信じて生きてきた晴子には、そうすることでしか社会を生き抜く術がなかったからだ。
そんな晴子の元にあらわれたのは、小さい頃から大切にしてきた絵本に憑りついた付喪神。晴れて神になる資格を得た付喪神が、神様として認められるためには、人間を一人幸せにしなければならないという。「あたしがあんたを幸せにしちゃろう」土佐弁訛りの付喪神に渡された不思議なメイク道具に助けられ、晴子は自らが本来持っている力を、少しずつ発揮していく。
こうして、お供え物と称してホットケーキをねだる付喪神と晴子の奇妙な生活が始まった。

澤村 御影「吸血鬼と映画を ─憧れの作家は人間じゃありませんでした─」

《あらすじ》
瀬名あさひは、憧れの作家で覆面作家でもある、御崎禅の担当編集となる。御崎禅の担当には三つの注意事項があり、「昼間は連絡しない」「銀製品は身につけない」「警察には気をつけろ」とのことだった。あさひと御崎禅は共に映画好きで意気投合するが、実は御崎禅は吸血鬼であり、人外の存在が起こした事件について、警察に捜査協力しているとのことだった。
警察の捜査よりも新作原稿を書いてもらいたいあさひは、警視庁の林原夏樹刑事が持ってくる事件を、御崎禅と共に解決していくことになる。座敷童が誘拐されたり、黒い犬のお化けが出たり、吸血鬼によると思われる事件が起きたりと、様々な事件が持ち込まれる中、あさひはやがて、御崎禅がかつては人間であったこと、そしてそこに秘められた悲しい過去を知っていく。

斎藤 千輪「窓がない部屋のミス・マーシュ」

《あらすじ》
貧乏タロット占い師・美月は、“カネなし、男なし、才能なし”の崖っぷち人生から、どうにか這い上がろうともがいている。ある日、二子玉川の路上で女性の悩み鑑定をしていると、近くで会話を聞いていた少女・愛莉が、鑑定時の会話から得た僅かな情報から論理的な推理を披露し、女性の悩みを解決に導く。
愛莉の能力に驚愕した美月は、彼女が高級マンションに住む孤独な引きこもり少女で、リビングの大窓のシャッターを閉じたまま殺伐とした生活を送っていると知る。なぜ学校に行かないのか? 両親はどうしたのか? 決して開けようとしない大窓には、どんな秘密があるのか? 愛莉を放っておけなくなってしまったお節介な美月は、押し掛け家政婦としてマンションに同居。さらに愛莉と共に占いユニット“ミス・マーシュ”を結成し、リビングのサロンで人々の相談に乗りはじめる。

池田 將友「心海潜行士 −シンカイダイバー−」

《あらすじ》
心海と呼ばれる、死者の魂が集う世界があった。それは、この世とあの世をつなぐ、三途の川のような場所。そこでは、肉体は意味をなさず、魂が活動をする。本来は、生きた人間が行くことができない世界であるが、特殊な能力を持った人間は、その世界に潜ることができた。その人間を潜行士(ダイバー)と呼ぶ。
十文字探偵社の涙脆い探偵・十文字蒼助と、不躾で面倒くさがりな潜行士・御魅月薫。二人のもとに、暉應学園の二年生・皐月梓があらわれる。彼女は突然いなくなった友人・古野塚小夜を捜して欲しいと依頼を持ちかける。妙な依頼に、薫は訝るものの、人情家の蒼助は易々と引き受けてしまう。彼女に連れられ、小夜がいなくなったという風呂場から心海に潜った薫だが、彼女は見つからない。その間、蒼助は小夜の近辺を調べるが……。

1次選考結果発表

第2回角川文庫キャラクター小説大賞は総数206作のご応募をいただき、第1次選考通過作品24作を決定いたしました。 第2次選考は、2016年7月末に行われます。選考結果は、角川文庫キャラクター小説大賞サイト上で発表いたします。

天宮 月都
陽炎堂の鈴
秋 優馬
こちらエレファント・カフェ
秋月 千影
天球世界
村上 雅郁
真夜中の周波数
日々樹 はるか
消えた君と隣にいる君
笠前 文弘
来栖くんと鈴木さん
神尾 あるみ
ようこそ紅葉坂萬年堂
葉原 あきよ
ピコット
夢町 カド
神の心、人知らず
宮田 光
喫茶イソマツの茶飯事
田村 徹芯
アゲンスト・グラビティ
inaho
シンデレラは付喪神の夢を見る
早山 れつ
クロノスの追憶
吉兼 茅
アペルト・ポルタ ―さまよえる青年と二匹のトナカイ―
志賀 あお
君と食べる、世界の終わりで
牧島 ランジュ
不可思議屋奇譚
杉背 よい
キッズスペース「さくらねこ」 〜と、隣の優しい人外さん〜
デストロイ小僧
クダン占い館の手相探偵
小松 雅
科学捜査探偵――桜の夢と閉ざされた記憶――
播磨 ゆき
白神家の祟り
作楽 シン
ハイカラ娘と銀座百鬼夜行
澤村 御影
吸血鬼と映画を ─憧れの作家は人間じゃありませんでした─
斎藤 千輪
窓がない部屋のミス・マーシュ
池田 將友
心海潜行士 -シンカイダイバー-

2016年7月5日