「おくのほそ道を旅しよう」作品情報

芭蕉の足跡を追って、旅するように古典を楽しむ

おくのほそ道を旅しよう

みちのくは遠い。生きて戻れるだろうか――。
江戸の都の名利を捨てて、晩年の芭蕉は遥か東北へ旅立つ。
それは新境地を切り開くために、この世と人生の生々流転を見つめる旅路だった。

そして三百年あまり。芭蕉の足跡を慕う上方の作家、
田辺聖子もまたおくのほそ道へと旅立った。
気むずかしい爺さんにみえていた芭蕉は、やがて、
人生という旅路のやさしい友の顔を見せるようになる。

原文の滋味を掬い古典へと誘う紀行エッセイ。

(『「おくのほそ道」を旅しよう』改題)

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 880円(本体800円+税)

ISBN : 9784044000356

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