「花祭」作品情報

柳田や折口にも衝撃を与えた、民俗学の不朽的名著。

花祭

「花(花祭)に入らずば、日本の伝統芸能は語れない」といわれる奥三河の神事芸能・花祭。悪霊を払い、神人和合や五穀豊穣・無病息災のため鎌倉時代末に始まったとされる、太陽の力の復活を願い、冬至の前後に行われる霜月神楽である。花宿の清めに始まり、稚児の舞・鬼の舞、翁おきななどの神々の祝福、湯ばやし、神返し……滋味深い挿絵と平易な文章で花祭のすべてを伝える、柳田国男・折口信夫にも衝撃を与えた民俗芸能の代表的古典。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 1,540円(本体1,400円+税)

ISBN : 9784044002770

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