「はなの味ごよみ 願かけ鍋」作品情報

失踪した夫を捜して江戸の一膳飯屋で働く、 「はな」の恋と料理の時代小説

はなの味ごよみ 願かけ鍋

神田須田町にある一膳飯屋「喜楽屋」で働きながら、失踪した夫・良太を捜すはな。ある日、良太の手がかりを求めて常連客の卯太郎とともに永代寺門前町へ向かう途中、苦しそうに難渋している武家娘に遭遇する。偶然にも、卯太郎の得意先の娘・詩織で、髪によい食べ物を探しているという。目当ての物が見つからなければ許嫁と破談になると嘆く詩織に、はなは料理で助けてほしいと頼まれるが――。
(「恋の願かけわかめ」より)

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  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 748円(本体680円+税)

ISBN : 9784041073858

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