「島津豊久 忠義の闘将」作品情報

関ヶ原の戦いで、もっとも人々の胸に刻まれた武将、その名は島津豊久。

島津豊久 忠義の闘将

慶長5年(1600年)、東軍優勢の関ヶ原の戦いで退路を断たれた島津勢は、絶体絶命の窮地にあった。もはや敵陣突破のみが最後の手段となった時、その先鋒に立つ男がいた。その武者の名は、島津中務大輔豊久。佐土原城主・島津家久の子として生まれ、元服前の13歳に沖田畷の戦いで初陣を飾った若武者は、島津を守るため、苛烈な戦場に身を置く運命を選ぶ。知られざる戦国の英傑の半生を描いた、著者渾身の長篇歴史小説。


目 次

第一章 沖田畷の戦い

第二章 戸次川の戦い

第三章 豊臣決戦

第四章 直臣の代償

第五章 朝鮮出兵

第六章 再び地獄へ

第七章 内乱から天下争乱

第せ章 止むに止まれず

第九章 二ノ備え

第十章 島津の退き口

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 1,056円(本体960円+税)

ISBN : 9784041120668

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