「腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~」作品情報

スニーカー大賞〈金賞〉悪魔祓師の少年と悪魔の少女、その出逢の果ては――

腕を失くした璃々栖 ~明治悪魔祓師異譚~

◇明治三十六年十一月一日/神戸外国人居留地
 悪魔祓師の神童・皆無は、軍の任務中に心臓を貫かれ致命傷を負った。死にゆくなか、どこからか心地よい声が響く。

「人の子よ、そなたに第二の心臓を呉れてやろう。その代わり――予と煉獄の先の覇道へ、ともに征こうぞ」
 現れたのは、天使とすら見紛う少女・璃々栖。「七つの大罪」に名を連ねる悪魔で――そして、彼女には腕が無かった。
 悪魔の力と引換えに、璃々栖と一蓮托生の命となった皆無。二人の旅路の果ては、煉獄での終焉か、未来を掴む覇道か――

 明治悪魔祓師異譚『腕を失くした璃々栖』、ここに開幕す。

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  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 770円(本体700円+税)

ISBN : 9784041132029

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