「俳魁」作品情報

俳壇の重鎮は母とどのような関係にあったのか。震災と戦争を繋ぐ傑作文学。

俳魁

若き日、型破りな戦争句で一躍俳壇の寵児となった鴻海。喉頭癌で声を喪った鴻海の招待を受け、作家・玄は、俳句を嗜んだ母の思い出を胸に、結社に出入りするが、鴻海の作品の中に、幾つかの剽窃の痕跡を感じ--。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 1,320円(本体1,200円+税)

ISBN : 9784041046104

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