「人生はいつもちぐはぐ」作品情報

「これで死ねる」と最後に言えるその日まで――。哲学者がつむぐ日々の思考

人生はいつもちぐはぐ

昔のおとなが背中で伝えた、生きるうえで大切なこと。
未来の同業者にみっともない仕事はできないという、職人の矜持。
般若心経を丸ごと暗記した五歳児のまなざしの先にあるもの。
大きな災害を前に口ごもるしかない、私たちの気持ち――。
生きることの機微をめぐる思考が、
日々の出会いやエピソード、遠い日の記憶から立ち上がる。
まなび、痛み、しあわせ、自由、弱さなど、
身近なことばを起点に広がってゆく哲学エッセイ。

(角川学芸出版刊『おとなの背中』改題)

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 924円(本体840円+税)

ISBN : 9784044001834

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