「浅草の月 渡り辻番人情帖」作品情報

本懐か、愛する女か。辻番人の浅井源三郎は、仇持ちの武士の窮地を救えるか

浅草の月 渡り辻番人情帖

商人の娘と所帯を持つため、武士の身分を捨て、辻番人として生きる道を選んだ浅井源三郎。先任の辻番人が負傷し、源三郎が代わりに赴任した地は、浅草の薬師橋だった。ある日、源三郎は、橋のなかほどで職人たちに絡まれている女を助けた。お藤と名乗った女は、毎夜、橋で男を待っているという。だが、彼女と恋仲の男は、仇持ちの武士だったのだ。仇を見つけた男と、叶わぬ恋を願う女。源三郎は、二人を救うことができるのか。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 660円(本体600円+税)

ISBN : 9784041051948

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