「みだれ髪」作品情報

「みだれ髪」全399首を訳とともに味わう!

みだれ髪

「やは肌のあつき血汐に触れも見でさびしからずや道を説く君」「みだれ髪を京の島田にかへし朝ふしてゐませの君ゆりおこす」「いとせめてもゆるがままにもえしめよ斯くぞ覚ゆる暮れつ行く春」……燃えるような激情を詠んだ与謝野晶子の第一歌集「みだれ髪」。近代短歌の金字塔をうちたて、多くの若い詩人や歌人たちに影響を与えた作品の数々を、現代語訳とともに味わう。晶子の同時代作品を集めた「みだれ髪拾遺」を所収。

【目次】
みだれ髪
 臙脂紫
 蓮の花船
 白百合
 はたち妻
 舞姫
 春思
みだれ髪 拾遺

 解説          野田宇太郎
 新版解説        今野寿美
          挿絵 藤島武二

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 440円(本体400円+税)

ISBN : 9784044002855

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