「ポーツマスの贋作」作品情報

ポーツマス講和会議の裏、一枚の贋作が歴史を変えた。歴史美術ミステリ!

ポーツマスの贋作

日露戦争の行く末を決める講和会議。小村寿太郎はロシア全権ウィッテを相手に、戦略を練りあぐねていた。米国世論をロシアから切り離すのには、様々な工作が必要だった。そんな折、ユダヤ系の富豪ジョエルが崖から転落したとの連絡が。日本と親密な関係を持つ富豪の事故。ジョエルの別荘からは、北斎の贋作が発見される。その頃、パリで北斎の贋作を描いた日本人画家・塩田龍次郎は、呆然としていた。個展を前に絵が奪われたばかりか、何者かに追われる羽目に陥ったのだ―。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 1,100円(本体1,000円+税)

ISBN : 9784041061503

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