「歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言」作品情報

歴史家・網野善彦がその学問形成と戦後史学の足跡を重ねわせた自伝的名著。

歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言

それまでの自分の生き方の決定的な誤りに気付いた1953年の夏から40余年間、ひたすらに学問と研究に向き合い、独自の歴史像を拓き続けた歴史家・網野善彦。「一つ一つの仕事、一通一通の文書を大切にするような姿勢だけは崩すまい」――戦後史学の当事者でもあった著者の苦悩と挫折、知られざる学問形成の足跡に肉薄。今後の歴史学に対する危惧を抱きつつも、その新たな展開へ強い願いを込めた自伝的名著。解説/清水克行

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 1,188円(本体1,080円+税)

ISBN : 9784044003999

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