「紫式部ひとり語り」作品情報

『源氏物語』の第一人者が「紫式部の一人語り」で描く、源氏物語の時代!

紫式部ひとり語り

「この私の人生に、どれだけの華やかさがあったものだろうか。紫の上にちなむ呼び名には、とうてい不似合いとしか言えぬ私なのだ」――。今、紫式部が語りはじめる、『源氏物語』誕生秘話。望んでいなかったはずの女房となった理由、宮中の人付き合いの難しさ、主人中宮彰子への賛嘆、清少納言への批判、道長との関係、そして数々の哀しい別れ。研究の第一人者だからこそ可能となった、新感覚の紫式部譚。年表や系図も充実。

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  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 968円(本体880円+税)

ISBN : 9784044005818

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