「銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び」作品情報

訳あり少女と孤独な神様が紡ぐ、切なくも温かい「恋」と「縁」の物語。

銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び

時は大正。わけあって東京に逃げるように出てきた18歳の弓子(ゆみこ)は、自立した女性に憧れて張り切って仕事を探すも、門前払い続き。
そんな折、銀座の裏路地の小さな欧風雑貨店の求人を見つける。

ガラス小物などが所狭しと詰め込まれた、宝石箱のようなその店――琥珀屋雑貨店は、美しいが傲岸な店員・間 靖之(はざま・やすゆき)と、彼にかしずく店主の秋成伊三郎(あきなり・いさぶろう)という妙な男性2人が営んでいた。

商品に“縁結び”の力が宿るという不思議なこの店で働く中で、弓子は「縁」をめぐる不思議な事件に出会い、大切な想いを知っていくことに……。

孤独な神様と訳あり少女。一生ものの、運命の恋と縁の物語。
切なくも温かい、大正お仕事ファンタジー!

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 748円(本体680円+税)

ISBN : 9784041116401

もっと見る 閉じる