「腕を失くした璃々栖 弐 ~明治悪魔祓師異譚~」作品情報

次なる覇道がため征くぞ魔界まで スニーカー大賞《金賞》作、第弐幕

腕を失くした璃々栖 弐 ~明治悪魔祓師異譚~

 仇敵たる毘比白を神戸から退け、右腕を取り戻した璃々栖。そして、皆無は魔王化を経て、大印章の力に目醒めた。
 次なる覇道への一歩、阿栖魔台移動城塞の起動の鍵を求め、十二聖人がひとり神威中将と共に、魔界へと臨む――。
「皆無、征くぞ。予の祖国まで凱旋じゃァ」
 物理界と霊界を跨ぎ、旧・阿栖魔台王国へと向かう璃々栖らに、やにわに毘比白の魔の手の影が差す。暗雲立ちこめる出立と時を同じくして、日本國を取り巻く情勢もうねりをあげ――悪魔祓師と大悪魔、二人の旅路は新たなる局面へ。
 明治悪魔祓師異譚『腕を失くした璃々栖』、第弐幕。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 792円(本体720円+税)

ISBN : 9784041137307

もっと見る 閉じる