「味ごよみ、花だより 二、朝顔の誓い」作品情報

『はなの味ごよみ』の著者が贈る、新しい恋と料理のものがたり、第二弾!

味ごよみ、花だより 二、朝顔の誓い

小石川薬園同心の岡田弥一郎は、存在が気になりはじめた時枝に桜草を届けるため、古道具屋の泉屋を訪ねた。桜草を渡すと、時枝は濃い紅紫色の花をとても喜んでいる様子だった。弥一郎は、時枝が自ら仕立てたという手甲をお礼に受け取り、帰路に就くが、何者かの視線を感じていた。それは、時枝に嫌がらせをしている芙美の弟・新田翔右衛門のものだった。弥一郎は翔右衛門と対峙するが──。運命の恋の行方を描く、書き下ろし。

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  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 814円(本体740円+税)

ISBN : 9784041146286

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