「完本 妻は、くノ一(二) 身も心も/風の囁き」作品情報

文字が大きく読みやすく&書き下ろしエッセイも収録。不朽の名作、完全版!

完本 妻は、くノ一(二) 身も心も/風の囁き

涙が出るほど純であり、
ぶれずに生きる彦馬を愛してください。
―― 十代目 松本幸四郎

愛した妻は、敏腕くノ一だった!?
狭い江戸ですれ違い続ける二人に目が離せない、
累計130万部突破の時代小説の金字塔が読みやすく進化した「完全保存版」になって登場!

元平戸藩主の松浦静山に知識と人柄を買われ、下屋敷に出向くようになった彦馬。
赤いカラス、夜歩く人形……持ち込まれる謎は解決するも、肝心の妻・織江探しは進まない。
一方、その織江も任務で飯炊き女に扮し平戸藩下屋敷に潜入していた。
そこで静山の密貿易の証拠を手に入れるが、彦馬を想う気持ちから提出を決心できないでいる。
やがて、江戸城中奥番の鳥居耀蔵がある事に気付き、動き始め――。
任務と愛、揺れる織江の運命は?


★文字が大きく、読みやすくなりました。
★加筆・修正をした“最終版”。
★第2巻には著者のルーツを明らかにする書き下ろし「あとがき」を収録。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 1,056円(本体960円+税)

ISBN : 9784041071946

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