「虚実妖怪百物語 序」作品情報

日本中に、妖怪現る。京極史上最長、1900枚の超大作、第1弾!

虚実妖怪百物語 序

シリアの砂漠に現れた男。
旧日本兵らしき軍服に、五芒星が染め付けられた白手袋。
その男は、古今東西の呪術と魔術を極めた魔人・加藤保憲に、よく似ているように見えた――。

妖怪専門誌『怪』の編集長と共に水木プロを訪れたアルバイトの榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。
「妖怪や目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」と。
だがその言葉とは逆に、妖怪が次々と姿を現し、日本は大混乱に陥ってゆく。
窮地に立たされた榎木津平太郎、荒俣宏、京極夏彦らの命運は!?
驚異の実名小説、ここに開幕!

<解説:朝宮運河>

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 880円(本体800円+税)

ISBN : 9784041074312

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