「葵の月」作品情報

許婚だった男は、将軍を暗殺したのか──。注目の著者による傑作時代小説

葵の月

西丸書院番組頭を務める立原家の娘、志津乃には、決して忘れることのできない男がいた。かつての許婚の坂木蒼馬は、西丸書院番士であったが、徳川家治の嗣子、家基の死を切っ掛けに突如出奔したのだ。彼を忘れられずにいる志津乃に対し、蒼馬の友人だった男は、蒼馬が家基の暗殺を疑われていることを告げるのだった――。蒼馬が出奔した真相を知るため、志津乃は彼を捜す決意をする。意外な真相が胸を打つ、傑作時代小説。

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  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 792円(本体720円+税)

ISBN : 9784041077825

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