「拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陰〉」作品情報

安息は破られた。一本の電話がもたらした、思いがけない邂逅で。

拝み屋怪談 壊れた母様の家〈陰〉

昔、ある人が言った。呪いや祟りに期限など存在しないと。またある時、別の人がこう言った。人は自らの意思で、願いで、欲望で、神を造りあげることができるのだと――。10月半ば、拝み屋を営む著者の許に、電話で一件の相談依頼が舞い込んだ。依頼主は高鳥謙二。謙二は11年前、大きな災いにまつわる相談をしてきた女性で今は亡き、高鳥千草の元夫だった――。全てが終わったはずの忌まわしき災禍が、再び息を吹き返す……。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 748円(本体680円+税)

ISBN : 9784041083048

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