「はなの味ごよみ 夢見酒」作品情報

大切な人へ、心を込めた料理を届けたい。大人気書き下ろし時代長編。

はなの味ごよみ 夢見酒

寺で貧しい子供たちに読み書きを教えている武井信頼が、教え子の秀介を伴い、はなの働く一膳飯屋「喜楽屋」を訪ねてきた。秀介は、御鷹匠を務める小泉の妾腹の子で、跡継ぎになるはずだったが、小泉の正妻も男児を産んだという。秀介は、冷静に武士の道を諦めるというが……。3日後、他の手習い子との諍いの末、秀介が失踪したとの知らせが――。傷ついた秀介の心を、はなの料理で癒やすことはできるのか。(「たけのこ日和」より)

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 748円(本体680円+税)

ISBN : 9784041083192

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