「人間腸詰」作品情報

全身が粟立つ、恐怖世界の万華鏡!

人間腸詰

あっしの洋行の土産話ですか。何なら御勘弁願いたいもんで。明治時代末期、大工の治吉はセントルイスで開かれる大博覧会で働くため、アメリカへ旅立った。ある夜、職場で出会った美しい中国人女性に誘われるがまま街へ出ると、不気味な地下室に連れ込まれる。そこで治吉が眼にしたのは、ガリガリと耳障りな音を立てて稼働する謎の肉挽機械だった……。幻想と猟奇趣味に彩られた粒ぞろいの短編全8編を収録。

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  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 748円(本体680円+税)

ISBN : 9784041123256

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