「剣狼の掟」作品情報

時代小説の名手が贈る、珠玉の作品集。

剣狼の掟

山田浅右衛門の弟子である首斬り人の片桐京之助は、おゆきという女の斬首を任されることになった。おゆきは、女中として奉公していた薬種問屋から二十両を盗んだという。だが、彼女は処刑場で、襟に挿してあった簪を京之助に教え、源次という者を殺してほしいと怒りを露わにした──。京之助は、自ら斬首したおゆきの最後の願いを叶えるため、事件の背後を探りはじめる(「怒りの簪」より)。全5編を収録した珠玉の時代小説。

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  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 836円(本体760円+税)

ISBN : 9784041133149

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