「中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事」作品情報

5万語と向き合い、効率優先の現代を問う

中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事

「働くことの意味を考えさせてくれる一冊」出口治明(「朝日新聞・書評欄」)

100年の歳月をかけて、英国で『英国古文献における中世ラテン語辞書』が完成した。
市民の言語採取ボランティア「ワードハンター」たちと、英国学士院が総力を結集した
成果だった。
採算がとれず、生涯で完成を見られない事業へ、参加者はなぜ邁進したのか?
特派員記者の著者は関係者を訪ね歩き、日本語辞書の編者にも取材を広げていく。
効率優先の現代に“言葉と文化”の意義を探り、日本人の働き方をも問うノンフィクション。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 1,144円(本体1,040円+税)

ISBN : 9784044007515

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