「源氏愛憎 源氏物語論アンソロジー」作品情報

紫式部は地獄に堕ちた!?  源氏物語をめぐる読者たちの愛憎を紐解く

源氏愛憎 源氏物語論アンソロジー

成立から千年の時を経て世界文学となった『源氏物語』。現代では押しも押されもせぬ名作として愛読される本書の評価は、時代や評者によって毀誉褒貶があった。紫式部は狂言綺語の罪で地獄に落ちたと説く『宝物集』、愛ゆえに二度現代語訳した与謝野晶子、長すぎると苦言を呈した芥川龍之介、紫式部が和歌を重用した意図を探る馬場あき子……。精読ゆえの論難から読まず嫌いまで、古今それぞれの一家言をめぐる読書史アンソロジー。

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 990円(本体900円+税)

ISBN : 9784044007645

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