「遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶」作品情報

青森で〈きりすと土偶〉が出土!無量が死者の警告と古文書の予言に挑む

遺跡発掘師は笑わない キリストの土偶

師匠の鍛冶に誘われて、青森県新郷村にある発掘現場に向かった天才発掘師・無量たち。
東戸来遺跡と名付けられたその縄文遺跡の環状列石の下から、国宝級の赤い大型土偶が掘り出された。
だがそれを見た瞬間、現場作業員のいろはが「すぐに埋め戻して! じゃないとひとが大勢死ぬ!」と叫ぶ。なんと死んだ祖父が、イタコの口寄せで予言したというのだ。
さらにベテラン作業員の手倉森も、「きりすと土偶はやはり存在した、奥戸来文書は正しかった!」と異様な興奮を見せる。
一方、仙台のシンポジウムに出席していた忍は、偶然無量の父・藤枝教授と再会する。
無量とは犬猿の仲のはずなのに、藤枝は「その古文書の真偽を暴いてやる」と、忍と一緒に青森に行くと言い出して……!? 
大人気発掘ミステリ、青森編!

  • 発売日 :
  • サイズ : 文庫判
  • 定価 : 792円(本体720円+税)

ISBN : 9784041142943

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